漢方相談
漢方薬は、個々人の体質や症状に合わせて調整したお薬です。
小島大黒堂薬局では、お客様の症状や悩みに応じて、最適な漢方薬を調整しています。
不妊症
最近では、相談の数が著しく増加しています。
漢方医学では、腎の年齢と密接に関連しており、女性の卵巣機能や血液循環、自律神経の機能など、全身のケアが必要な場合があります。適切な漢方薬を服用することで、カウンセリングとともに体調を改善することができます。
この結果、妊娠力が向上し、子どもを授かる確率が高まると考えられます。ご予約の上、ご相談ください。
生理不順・生理痛
女性の体は、女性ホルモンの影響によって、バランスが崩れやすい状態にあります。ホルモンの上下動に加え、年齢、環境、ストレスなどによって微妙なバランスが崩れることがあります。人体には、一定の状態を維持するためのシステムがあり、自然治癒力が備わっています。もしも元の状態に戻る見込みがある場合は、薬を使わずに自然治癒力を利用することができます。
しかし、不調が続く場合は、漢方薬などの補助を借りて、自然治癒力を促進することが良いでしょう。お気軽にご相談ください。
耳鳴り・カスミ目
「耳鳴りでお困りの方へ、ぜひ漢方薬やサプリメントをお試しください。」
耳鳴りは完全に治るものではありませんが、服用により半減したり、気にならない時間帯が増えるなど、効果を実感できることがあります。
年齢とともに耳鳴りやカスミ目などの症状が現れ、自律神経の乱れが加わり、微かな音を聞き取るのに苦労する方もいらっしゃいます。当薬局では、サプリメントを試していただくだけでも効果がある場合がありますし、漢方薬を服用することで軽減される方が多くいらっしゃいます。
更年期障害
女性は、東洋医学の古典である素問の上古天真論によれば、7の倍数の年齢で老化が進むとされており、49歳で閉経すると言われています。実際、日本人女性の平均閉経年齢は50〜51歳とされています。個人差はあるものの、閉経の10年程前から女性ホルモンの分泌や働きが不安定になり、更年期障害が起こると考えられています。また、自律神経のバランスも崩れ、ストレスに非常に弱くなることがあります。月経や失血による体温変化やめまいなどの不安定な状態が、更に不安定な状態を引き起こすこともあります。
漢方を用いて、この時期の体調を整えることで、不快な症状を軽減できることがあります。更年期障害に対応する漢方処方は少なくとも10種類以上あり、適した処方を見つけるためには時間がかかることがあります。じっくりと相談していただくことをお勧めします。
リウマチ
近年、膠原病を代表するリウマチの相談が増加しています。リウマチ治療において分子標的薬の使用が増え、治療法が劇的に変化した一方、血液検査の結果と実感する症状の乖離に困る方も多くなっています。こわばりがとれないなどの症状がある場合には、漢方薬を併用することも一考です。
不眠症・めまい
不眠症やめまい、動悸に悩む人は非常に多いと思われます。
現代の生活では、活動と休息が古代のような規則正しい形式ではなくなっています。今日では、人々の自律神経も何らかの形で影響を受けていると思われますが、不眠などは漢方医学でいうところの肝臓・心臓・腎臓が大きく関係しているものと考えられます。
実際、その人によって適した処方が異なるため、漢方薬を飲むだけで即座に眠れるような簡単なものではありませんが、睡眠薬を処方されて使用しているにもかかわらず、熟睡感がない、中途覚醒、何度も起きるなどの症状で苦しんでいる人が多く、漢方薬で睡眠の質を改善するお手伝いをしています。漢方薬の服用もあきらめずに検討してください。